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CentOS 5.4リリース&ダウンロード

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だいぶ前にCentOS 5.4がリリースされていたのですが、最近ウォッチしてなかったので全然気が付いていませんでした。

そして、いつものようにアップデートをしようと思い、今のバージョンを確認したところ、

# cat /etc/redhat-release
CentOS release 5.4 (Final)

いつの間にか、バージョンアップしてました。。。

CentOS 5.Xからは

# yum update

だけでアップデートできるので、意図せず5.4になってました。

イメージのダウンロードは以下のサイトよりできます。

http://wiki.centos.org/Download

注意点としてはリリースノートからVmwareが普通には動かないとか。

CentOS-5.4ホスト上のVMWareについて。新しいバージョンのglibc (2.5-42)とvmware-hostdに問題があります。CentOS-5.4をVMWareのホストとしてご利用になる場合、このバグレポート(#3884)に基ずいて対応する必要があります。

そのバグレポートがこれですが、
0003884: CentOS 5.4 glibc causes crash of VMWare vmware-hostd process in VMWare 2.0.0 and 2.0.1

ざっと読んでみると、

CentOS 5.4のglibcがVmware 2.0.0と2.0.1のvmware-hostdプロセスをクラッシュさせる。
これは、2つのVmwareスレッドに記載されている。

http://communities.vmware.com/message/1364852

http://communities.vmware.com/thread/230842

2つの修復する方法がスレッドに書かれていて、簡単なのは、CentOS 5.3からアップグレードするときに、yum.confファイルにglibcは除くように設定する。
(↑もうこの時点でうちのサーバは手遅れでした。。。)

こんな感じでyum.confに書くらしい

exclude=*2.5-42*

で、以下のコマンドに新しいglibcファイルが含まれていなければ大丈夫なそうな。

yum list glibc*

うちのサーバはこんな感じで、やっぱり2.5-42になってるので手遅れの模様。

# yum list glibc*
Loaded plugins: downloadonly, fastestmirror
Loading mirror speeds from cached hostfile
* addons: ftp.iij.ad.jp
* base: ftp.iij.ad.jp
* extras: ftp.iij.ad.jp
* updates: ftp.iij.ad.jp
addons | 951 B 00:00
base | 2.1 kB 00:00
extras | 1.1 kB 00:00
updates | 1.9 kB 00:00
updates/primary_db 80% [===============================================- ] 0.0 B/s | 184 kB –:– ETA
updates/primary_db | 227 kB 00:00
Installed Packages
glibc.i686 2.5-42 installed
glibc-common.i386 2.5-42 installed
glibc-devel.i386 2.5-42 installed
glibc-headers.i386 2.5-42 installed
Available Packages
glibc.i386 2.5-42 base
glibc-utils.i386

すでに、新しいglibcがインストールされている場合は、自分で古いバージョンのglibcをインストールする必要があるみたい。

ただ、glibcを入れ替えるのは影響範囲が大きすぎます。

この時点で、vmwareを使うのをやめようかなと。。
ダウンロードするのにも会社情報を書かないとだめなので、面倒だし。

スレッドに書かれている他の回避方法をメモがてら書いておきます。

以下の手順は試しておらず、また問題など発生した場合も責任は負いかねますのでご了承ください。
(逆にうまくいけば教えてほしいですが。。)

mkdir /usr/lib/vmware/lib/libc.so.6
cd /tmp
mkdir tmp
cd tmp
ここからは32bitと64bitで変わる
wget http://mirror.centos.org/centos/5.3/os/x86_64/CentOS/glibc-2.5-34.x86_64.rpm
rpm2cpio glibc-2.5-34.x86_64.rpm | cpio -ivd
mv lib64/libc-2.5.so /usr/lib/vmware/lib/libc.so.6/libc.so.6

vmware-hostdファイルの一番最後の行にLD_LIBRARY_PATHを加えるらしい
これ自体はシェルスクリプトみたいですね。

/usr/sbin/vmware-hostd
export LD_LIBRARY_PATH=/usr/lib/vmware/lib/libc.so.6:$LD_LIBRARY_PATH
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