CentOS 5.3をWOL(Wake (Up) On Lan)で起こそうと思い、ひたすらMagic Packetを投げていたのにも関わらず、どうしても目が覚めない。
BIOSは当然、WOLの設定をしているので問題が無いはずなのに。
WOLはBIOSレベルで制御するもので、OSには設定がいらないと思っていましたがそうではなかったみたいです。
どうやらethtoolで設定しないとだめみたい。
ます、インストールしてみる。
# yum install ethtool
次に、設定する。(対象のNICがeth0の場合です。)
# ethtool -s eth0 wol g
エラーが出なければ完了です。
他の端末からwakeonlanコマンドを実行してみる。
# wakeonlan XX:XX:XX:XX:XX:XX
何とか成功!
そういえば、Windowsでもデバイスの設定が必要だから、Linuxでも必要ですよね。
実は、昔も何回かWOLにチャレンジしたことがあったのですが、一度も成功したことがありませんでした。
こういうことだったんだな。。
最後にethtoolコマンドは再起動時すると無効になるので、設定ファイルに記載します。
# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
~~ 最後の行に追加 ~~
ETHTOOL_OPTS=”wol g”
再起動
# service network restart
など
これで、ジョブを組めば必要な時に、必要なPCだけを起動させて、電気代も節約ができるかな。